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京焼・清水焼の特徴
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磁器は“石もの”とも言われ、吸水性が少なく永く綺麗に使っていただけます。陶器は“土もの”と呼ばれ、吸水性、通気性に富み、永く使うほど味わいと風合いが出てきます。
共通する上手な使い方のコツは、うつわに優しく接してあげることです。
研磨剤などで強く擦ったり、熱湯、電子レンジ、オーブンの使用など、急激な温度変化にさらすことはうつわを傷めることにもなりかねません。
また、陶器は前述のように吸水性が高いため、使用後は汚れを早く落とし、十分乾燥させてから収納するとカビなどが発生しにくくなります。 このようにお手持ちのうつわに合った方法で京焼・清水焼と末永くお付き合いいただけると幸いです。
上質なやきものは末永く使いたいもの。損傷した大切なやきものを補修するには「金継ぎ」という方法があります。
金継ぎとは、ヒビや欠けが生じた部分を漆などで接着し、継ぎ目に金や銀、白金などを蒔いて装飾する修理法です。古田織部らの茶人が、その金継ぎによって生まれる景色を愛でたと伝えられるなど、うつわの美を演出する要素にもなっています。